ASSEMBLY (組立)
船舶建造過程での船体工事の第二段階である鋼材組立。 切断された鋼材を正確に所定の位置に組み立て、ジェイエル重工業の歴史を築いていきます。
組立工程は、造船および海洋鋼構造物に必要なすべての素材を切断・加工して組立までをワンストップで行います。
切断・加工・組立・工程管理ポイントを簡略化し、ジェイエル重工業だけのノウハウと技術力で最高の品質を提供します。
中組立 (サブブロック組立)
中組立 (サブブロック組立) は、プレートとフレームを組み立て、切断・ベンディングされた部材および小組立部材を取り付けて、ブロックの一面を構成するパネルを作成する作業です。
中組立 (サブブロック組立) は、平ブロック、曲ブロック、船体上部構造ブロックを組み立てる3つの工程に分かれています。

平ブロック
船底板、船側板、隔壁板などのように平面の板材にリブを取り付ける平ブロックは、コンベヤー上で板材をつなぎ合わせてブロックサイズで平板を組み立て、その上にリブ材を取り付けます。
この作業では専用の組立装置を使用して自動的に取り付けと溶接を行います。リブ材を取り付けた後、リブ材と直角方向にフロア(FLOOR)**を取り付け、格子形式でブロックを補強します。

曲ブロック
船体の艦首部分、艦尾部分などは外板が曲面を形成しています。曲面ブロックは、曲面に応じて高さを調整できるジグが設置されている組立作業場で、ジグ(JIG)の配置高さを外板の曲面に合わせて調整し、その上に外板材を組み立てて船体の曲面を形成します。

船体上部構造ブロック
船体上部構造ブロックは、外板ブロックに比べて比較的薄い板で構成されており、このブロックは甲板のキャンバー(CAMBER)によって若干の曲面があるため、曲ブロックの組立と同じ方法を使用します。